シンクアミノ酸
製品定義:
シンクフイブロインを加水分解した後、水溶性混合アミノ酸を獲得した。その平均分子量は約90であり、またシンク-90とも呼ばれている。白色から 米ホワイトの粉末或いは淡黄色の透明液体で、ニンヒドリン反応は陽性を呈する。
主要な指標:
項 目 | 生糸アミノ酸粉 | 生糸アミノ酸液体 |
性状 | 米ホワイトい粉、水に溶けられ、甘い味を持つ | 淡黄色い透明液体で、甘い匂いを持つ |
鑑別 | ニンヒドリン反応は陽性 | ニンヒドリン反応は陽性 |
総アンモニア(%) | ≥15 | ≥3 |
乾燥重量損失(%) | ≤4 | |
強熱残分(%) | ≤3 | ≤1 |
固含有量(%) | 20% | |
PH数値 | 4.5.0-6.5 | 4.5.0-6.5 |
グリシン、L-アラニン、L-セリン総含有量(%) | ≥83 | ≥83 |
重金属(pbで計算する)/(mg/kg) | ≤5 | ≤1 |
ヒ素(mg/kg) | ≤0.5 | ≤0.1 |
細菌総数(CFU/g) | ≤100 | ≤1000 |
大腸菌群(MPN)(個/100g) | ≤30 | ≤30 |
病原菌(サルモネラ菌、赤痢菌、黄金色ブドウ球菌) | 検出なし | 検出なし |
応用特性:
(1)蚕の生糸を原料とし、バイオケミカル技術によって精製された混合アミノ酸(糸精)は、その中のアラニン、セリン、グリシンの含有量が83%以上もあり、功能性が際立つ栄養物質であり、割に高い栄養価値がある。
(2)絲精の中のグリシン、セリンは生物体内の蛋白質を合成する原料であり、またグルタチオンを合成するプロドラッグでもある。そしてグルタチオンは心臓・血管などにおける疾患,がん及び老衰には一定の予防作用がある。グリシンはまた発癌物質アロマティックには解毒作用がある。アラニンはアルコール代謝を促進し、肝臓に有益で、酔い止めの作用もある。チロシンは老人性痴呆の予防にはメリットがもたらせる。
(3)糸精は皮膚真皮層に極めて浸透しやすく、すぐ皮膚に吸収されて体内酵素の活動に参加でき、調湿、保湿、紫外線放射を防止し、メラニン色素の生成を抑制し、皮膚老衰を防止し、また肌に栄養を補充する作用に達する。