新天糸百科
フィブロインの発展

早くも唐朝に孫思邈の『千金要方』、宋朝に王懷隱の『太平圣惠方』、明朝に李時珍の『本草綱目』などの医学書に蚕糸が肌触りが極めてよいと記録している。現代研究により、シルクの中に多種のアミノ酸と蛋白質を含んでいるので、蛋白質の含有量が真珠より遥かに高く、その中に窒素の含有量が真珠より何十倍も高く、主要なアミノ酸含有量が十倍以上も多く、天然蚕糸加工精錬された天然フィブロイン加水分解液だ。フィブロイン加水分解液の浸透力が非常に強く、皮膚に塗って10秒ぐらいたち、フィブロインは筋肉と皮膚の真皮層に滲み、保湿作用を発揮し、角質層をしみ通って皮膚表皮の細胞と結合し、また栄養として細胞に吸収され、細胞の代謝を参与して促進し、その新陳代謝に必要とする養分を提供し、それに既に損なわれた皮膚を回復することができ、皮膚の細胞の再生を促進する作用がある。

フィブロインは食品領域でも長い発展があり、日本は1983年にすでに蚕糸の食用化の研究に取りかけた。一番早い産品は蚕糸ゼリーであるが、このゼリーのフィブロイン分子はまだ数千個のアミノ酸で繋がられる割に大きな分子量の物質で、腸壁に吸収しにくい。近年来、日本はフィブロインの食品化には多くの研究作業をし、フィブロイン粉を利用して一連の製品を開発した。例えばフィブロインケーキ、クッキー、麺、そば麺、ゼリー、アイスクリーム、飴、粥、飲み物、醤油及びフィブロイン成分を含めている香茹、茶の葉、カプセル、錠剤など、既に多くの種類が世に現れ、また独特な品質で消費者に目をかけられ、日本新一代の保健食品と栄養品となった。Rheeなどの研究によって、フィブロインを加水分解した後、それぞれに0.3%、0.6%、0.9%の濃度を作り、それから辛い漬け物に加入し、乳酸菌の生長を明らかに抑制できる。2004年、アメリカDean食品会社が「Silk」を名前としての学生牛乳製品を世に送り出し、高校で流行した。

湖州新天糸生物技術有限会社は国内で一番早く、それに唯一の専攻的に生糸蛋白、蚕の蛹の蛋白開発に従事し、産業化を形成した科学技術型の企業である。製品の70パーセント以上は日本、韓国、ヨーロッパ連合、アメリカ、台湾などの国と地区に輸出して、国内外多くの有名な化粧品、食品会社の長期的なプロバイダになっている。分子量への効果的なコントロールを実現し、フィブロインの生物活性を良く保持するために、会社は従来から「シルクの国」で世の中に知られている湖州の優良なまゆを原料として選び、高圧による先練り法、生物酵素性分解などの技術を創始し、穏やかにシルクプロテインを分解する。多年の研究を通じて、膜の分離技術を発明し、フィブロイン分子量の篩にかけて灰分し、重金属の分離に運用し、高純度、高活性の生糸ポリペプチドと生糸アミノ酸を生産した。そのために、完璧に栄養、皮膚が滑らかにすること、髪の毛の保護、保湿と調理の作用を到達した。